私は、自分の好きなことやこだわりが明確
例えば、
コーヒーは鮮度の高い豆をミルで挽いて、淹れる
料理は化学調味料はなるべく控えて
シンプルな調味料やハーブで素材の味を大事にした味付けをする
ごちゃごちゃしたところよりも、自然の中の方が好き
こだわりを持つこと、自分の好きを大事にすること
それ自体はとても良いことだし
これからもその感覚は大事にしていきたい
だけど、あまりにもそのこだわりにこだわりすぎちゃうと
逆にそれが、執着という呪縛になっていつのまにか
がんじがらめになることがある
そして、時に、この自分の「大事」・「好き」から外れた場合に
そうじゃない場合を受け入れられなくなることがある
特に私は「子育て」と「食」に対する執着が強かった
私は、娘なしでは生きていけない
娘は、私なしでは生きていけない
とばかり思うあまり、他の人に預けることに抵抗があった
食事は3食手作り
栄養バランスを考えて
レトルトにも頼らない
そんなこだわりに縛られすぎてた
改めて
娘は私なしでも生きられる、そう思った時
すごく楽になって
娘を幼稚園に入れたり、他の人に預けることに
後ろめたい気持ちになることがなくなった
まぁとりあえず、生きてるだけで100点
子どもは自分で成長する
(育児放棄ではない)
食で言えば
こんなこと本当に言いたくないけど
ガーナは食文化のレベルが圧倒的に低い
外食でも高いお金出しても、そんなに美味しくない
前回美味しかったものが
同じものを頼んでも次回は美味しくなかったりする
お腹も強いはずなのに、外食後に下すことも多い
美味しくない料理って多分あんまり食べたことないと思う
こんなこと言いたくないけど、私も初めてこの
えっ、美味しくない!って、感覚感じた笑
現地のガーナ料理は美味しいけど!
外食だけでなく、自炊でも同じで
私は田舎で育ったから、家の裏に畑があって、
朝採れたみずみずしくておいしい野菜が当たり前だった
野菜そのものの美味しさが大好き
だけど、ガーナでは野菜もヨーロッパからの輸入や
地方から山積みになってトラックで運ばれたりするから
並ぶ野菜はしなしなで元気がない
傷んでる野菜だって普通に売ってある
自分へのご褒美に買ったハーゲンダッツは
輸送途中に一度溶けて、再冷凍されてるから
分離してシャリシャリのシャーベットw
甘いところと甘くないところの味のバラツキw
ハーゲンダッツですら美味しくないw
でも、そのこだわりを少しだけ緩めて、相手を受け入れる
そしたら、少しだけ楽になる
諦めるのとは少し違う
好きやこだわりも含めて
何事もバランスが大事なんだなぁって
気付かされる
そして、若い頃はもっと柔軟だったはずの心や味覚が
大人になるにつれて、
自分の好きやこだわりが強くなって
(舌が肥えて?)
思考や心がガチガチになっていたんだと気付かされる
今、“モノ“の断捨離をする人は多いけど
心の断捨離もやってみると、すごくスッキリする
一度、いろんな思考を手放してみる
ノートや紙に自分の好き・嫌いを書き出してみるといいと思う
ぶれない自分の軸を大事にしつつも、
強いだけじゃ折れた時の衝撃がでかい
柔らかいだけじゃ根無草になってしまう
強さ と しなやかさ を兼ね揃えた
そんな身体と心をヨガを通して鍛えていきたい
ヨガの世界には
健全な心を邪魔する5つの要因(クレシャ)というのが、
あって
その中の一つ、執着心(ラーガ)について考えてみました
写真は木のポーズ
ヨガではポーズは心を表すと言われていて
ポーズのぐらつきは心の不安定とも言われています
大きな木のように見えないけれど根っこを広げていきたい